細かすぎて伝わらない契約書選手権

契約書のニッチなあれこれ

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

細かすぎる振込手数料規定

支払条項に振込手数料規定入れてますか?振込手数料に関する規定はなくても困らない派(特段の定めがなければ民法485条で弁済費用は債務者負担だから)なのですが、記載しておくと経理処理の時にわかりやすいから、どうせなら書いておこうかなということが多…

細かすぎるライセンス料不返還条項 その2

ライセンス料不返還条項に対する修正要望には、もう1パターンありまして、 「ライセンス料を間違えて多く支払ったときに返してもらえなくなるじゃないですか」 なんて理由を付けられたことも。ですが、これはさすがに残念と言わざるを得ませんよね。契約に…

細かすぎるライセンス料不返還条項

時々、自社からライセンスを許諾する契約を書くときに、標準装備として「一度受領したライセンス料はいかなる場合も返還しない」という条項を入れるんですけど、これが結構な確率で修正のご要望を受けたりします。「許諾側に債務不履行があった場合において…

細かすぎる当事者の記載

契約相手が個人のクリエイターだったりすることがあるじゃないですか。 で、たまに当事者名入れるところに変名だけを記載されていることもあるじゃないですか。契約書のお約束としては「実名表記」であって、でも、実名だけだと後で「誰だっけ?」ってことに…