細かすぎて伝わらない契約書選手権

契約書のニッチなあれこれ

細かすぎる当事者の記載

契約相手が個人のクリエイターだったりすることがあるじゃないですか。
で、たまに当事者名入れるところに変名だけを記載されていることもあるじゃないですか。

契約書のお約束としては「実名表記」であって、でも、実名だけだと後で「誰だっけ?」ってことになるから…ってことで、

 【変名】こと【○山○子】

みたいな記載に落ち着くんですが、意外と取引部署には浸透しないんですよね。
法務側も定形フォーマット使って締結された後で、なにかのきっかけで知るという…。

個人は実名と住所で特定する…はずが、肝心の実名を取引部署は把握していなかったりなんてことも。

ちなみに、自分が目撃した中で一番頭抱えたのは「氏名は変名のみ記載、住所は私書箱」という契約書。
もうこれじゃ誰と取引しているか全くわからなくて、フリマアプリのほうがまだ運営が個人情報把握しているだけマシかなっていうレベルですよね。
他社さんともそれで契約締結できていたのだとしたら凄いの一言。